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<与謝野・平沼新党>民主、「第三極」を警戒(毎日新聞)

 与謝野氏や平沼氏らの新党結成の動きに対し、民主党は新たな「第三極」になるとして警戒を強めている。みんなの党に続き、新党が参院選で改選数2以上の選挙区での候補擁立を進めれば、複数候補を立てて票の掘り起こしを狙う小沢一郎幹事長の戦略にも影響を与えかねないからだ。

 平野博文官房長官は5日の記者会見で、新党との連携について「少なくとも現時点で鳩山政権が連立政権としてどうのこうのということはない」と述べるにとどめた。だが、与謝野氏らが参院選で民主党の単独過半数獲得阻止を掲げて「反民主」を明確にしていることには、「政局音痴だ」(参院幹部)との反発も出ている。

 民主党は、内閣支持率が低下する中、自民党の支持率も伸び悩んでいることに期待をつないできた。しかし、新党が反民主・反自民の双方の批判票の受け皿になれば、参院選での民主党の単独過半数獲得はさらに厳しい状況となる。新党側は、東京選挙区など改選数3以上の選挙区では候補者擁立を積極的に進める方針で、仮に新党とみんなの党がともに候補者を擁立し「新党ブーム」で躍進すれば、複数擁立を仕掛ける民主党の「共倒れ」すら誘発しかねない。

 一方、党内には、小沢氏と関係が深い与謝野氏が参院選後に向けた連携を探っているのではないかという見方も根強い。小沢氏に近い党幹部は5日、「今のところ99%可能性はないとは思うが、参院選後に与謝野氏にも近い青木幹雄前参院議員会長ら参院議員が大量離党して民主党と連携するのなら話は別だ」と漏らした。【高山祐】

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